スクエア(Square)の評判を調べている読者が知りたいのは、使い始めてから想定と違ったとならないかという点だ。ただ、何が想定と違うかは、自分の事業の条件によって変わる。
そこでこの記事は、Square公式が公表している条件のうち、申込前に確認しておきたいものを数えて並べた。自分の事業に当てはめて読める形にしてあり、確認日はすべて2026年9月21日である。
- Square公式の料金ページと端末ページから数えた、申込前に確認しておきたい10項目
- スクエア(Square)の申込先(オンライン決済3.6%・請求書決済3.25%も1つのアカウントで)
- 10項目の当てはまり方が、決済の種類・決済額・銀行・端末の有無でどう変わるか
- 公式が「対応していない」「受け付けられない」と明記している7項目
結論|口コミではなく、公式が公表している条件で評判を確かめた
先に立場を書く。投稿者も事実関係も確かめられず判断の材料にできないため、この記事では口コミを使わない。代わりに、公式が公表している条件を並べる。
2026年9月21日に開いたのは、Square公式の料金ページ「Squareの料金体系」と端末ページ「決済端末、周辺機器の比較、購入」、ヘルプセンターの記事などである。条件は公式の記載順で並べた。
この記事がやらないこと
この記事では「デメリット」という評価の言葉は使わず、公式の記載を条件として示す。ほかに、次の4つもやらない。
- 良い・悪いの評価はしない。決めるのは読者である
- 採点や順位づけ、全体の格付けはしない
- 他社と比べて優劣をつけない。費用の比較は別の記事で扱う
- 口コミやSNSの投稿は使わない。公式ページにある「加盟店さまの声」や導入事例も、検証できないため同じ扱いにした
Squareは当サイトの提携先で、記事内のリンクから申し込みがあると当サイトに報酬が入る。そのため公式の記載には出典と確認日を添え、こちらの解釈には「〜と読める」と付けて分けた。
公表されていないことは「今回開いたページでは確認できなかった」と書く。読み終えたとき、自分の事業に当てはまるかどうかを自分で判断できることを目指した。
Square公式が公表している条件のうち、申込前に確認しておきたい10項目
数え方と並び順
母数は、Square公式「Squareの料金体系」の料金表とよくあるご質問、端末ページ「決済端末、周辺機器の比較、購入」の条件のうち、費用・利用開始・入金・受付の上限にかかわるものだ。
10項目は、Squareが公表している数ではなく、本記事が公式の記載を数え上げた結果である。次の2つに分けた。
- どの事業者にも同じ内容で当てはまる項目
- 事業によって変わる項目。章3で見る4つの軸(決済の種類・年間の決済額・入金先の銀行・端末の要否)のどれかで、当てはまるかどうか、または料率・日数・金額が変わるもの
並び順は公式の記載順で、重要度の順ではない。料金表、よくあるご質問、端末ページの順に並べた。
10項目の一覧(公式の記載順)
表の「変わる」の行が、章3で自分の事業に当てはめる対象になる。
| 項目(公式の記載順) | 公式の記載(要約) | どの事業者にも同じか | 変わる場合の軸 |
|---|---|---|---|
| 1 対面決済の手数料 | 2.5%〜(条件つき)。条件に当てはまらない場合は3.25%〜あるいはカスタム手数料 | 変わる | 決済の種類・年間の決済額 |
| 2 オンライン決済の手数料 | 3.6%(Square オンラインビジネスなど) | 変わる | 決済の種類 |
| 3 非対面決済の手数料 | 3.75%(カード情報の手入力など) | 変わる | 決済の種類 |
| 4 請求書決済の手数料 | 3.25%(Square 請求書) | 変わる | 決済の種類 |
| 5 アカウント作成後の審査 | Visa・Mastercard・AMEX・銀聯の審査は通常1〜3営業日 | 同じ | ― |
| 6 追加の手続き | JCB等は独自の審査(通常5〜15日)。QRコード決済は手動でオン+各事業者の審査(通常30日以内)。電子マネーは手動でオン | 変わる | 決済の種類 |
| 7 入金のタイミング | 三井住友銀行・みずほ銀行は翌営業日。その他の銀行は週1回、金曜日 | 変わる | 入金先の銀行 |
| 8 カード決済の上限額 | 1回999万9999円。一定期間内の上限はない | 同じ | ― |
| 9 QRコード決済の上限額 | 過去24時間で50万円、過去30日間で200万円 | 変わる | 決済の種類 |
| 10 決済端末の費用 | 6機種、4,980円〜99,980円(税込) | 変わる | 端末の要否 |
決済の種類ごとの手数料(項目1〜4)
項目1の対面決済は、料金表では2.5%〜だ。注記では、これは年間キャッシュレス決済額3,000万円未満で、主要カードブランドによる対面決済の場合である。それ以外は3.25%〜あるいはカスタム手数料となる。
ヘルプ「Squareの手数料について」は、2.5%の適用を希望する加盟店に「以下を含む特定の条件」を求める。「以下を含む」とあるため、次の3つがすべてとは限らないと読める。
- 日本政府が定める「中小企業」の定義に当てはまる
- 上場企業や企業グループと関連性がない
- 事業におけるキャッシュレス決済の年間総取引額が3,000万円未満
Square公式ブログ「5分でわかるSquareの料金体系」は、対象事業者の基準に「Visaを新規で受け付けること」も挙げる(2026年9月21日確認)。
主要カードブランドは、Square公式「決済手数料」ではVisa・Mastercard・AMEX・JCB・Diners・Discoverの6つで、銀聯は入っていない。銀聯の対面料率を名指しした文は、今回開いたページでは確認できなかった。
- 項目2 オンライン決済(Square オンラインビジネスなど)を使う場合:料金表では3.6%。ヘルプ「対応しているオンライン決済の手段一覧」には、有料プランなどで別の料率を示した記載もある
- 項目3 非対面決済(カード情報の手入力など)を使う場合:3.75%
- 項目4 請求書決済を使う場合:3.25%。カード情報の手入力や定期請求書の自動送信では3.75%(決済手数料ページ)
Squareはこれらすべての決済シーン・決済手段に対応しており、ひとつのアカウントで一括管理できます。
Square公式「Squareの料金体系」よくあるご質問(2026年9月21日確認)
「これら」は、対面・オンライン・請求書を含む非対面の決済シーンと決済手段を指す。使う決済を増やせば、その料率が加わると読める。
利用開始までの審査(項目5・6)
項目5について、料金ページのよくあるご質問は、Visa・Mastercard・AMEX・銀聯の審査に通常1〜3営業日かかり、最短でアカウント作成の当日から使えると書く。
振込は登録した銀行口座の確認後に始まり、確認の期間はページによって書き方が違う。
- 料金ページ:通常1〜3営業日
- 対面決済ページ「実店舗のキャッシュレス決済導入」:通常3営業日以内
- ヘルプ「銀行口座を登録・編集する」:テスト振込を含め最長3~4営業日
項目6は決済手段ごとの追加の手続きで、料金ページでは次のとおりだ。
- JCB・Diners Club・Discoverを受け付ける場合:ジェーシービー独自の審査が完了次第、使える
- QRコード決済を受け付ける場合:機能を手動でオンにし、各事業者の審査の完了後に使える(通常30日以内)
- 電子マネーを受け付ける場合:Square データで機能を手動でオンにする
- JCBなど3ブランド:料金ページは「通常5〜15日」、ヘルプ「JCB、Diners Club、Discoverへのお申し込み」は「通常5~15営業日」
- QRコード決済:ヘルプ「QRコード決済を申し込む」は、追加情報を求められると30日を超えて数か月かかることがあるとする
- 電子マネー:ヘルプ「電子マネーを申し込む」は、有効化まで通常約4〜9日とする
入金のタイミング(項目7)
料金ページのよくあるご質問では、登録した金融機関が三井住友銀行またはみずほ銀行なら、決済日の翌営業日に振り込まれる。
その他の銀行口座なら、毎週木曜日0:00から翌週の水曜日23:59までに受け付けた決済の合計額が、その週の金曜日に振り込まれる。
ヘルプ「Squareの振込スケジュールについて詳しく」も、水曜日に締めて同じ週の金曜日に振り込むと書く。一方、トップページには「毎週水曜締め、翌週金曜の入金」と書かれた箇所がある。
決済の上限額(項目8・9)
項目8のカード決済について、料金ページのよくあるご質問には次のようにある。
カード決済の場合、最大限度額は1回のお取引で999万9999円です。「1日あたり」や「1か月あたり」など、一定期間内の決済金額や決済回数に上限はありません。 決済ごとの最小取引額は1円です。
Square公式「Squareの料金体系」よくあるご質問(2026年9月21日確認)
この額を超える取引は、ヘルプ「Squareでの1回あたりのカード決済限度額」が複数回への分割を案内する。Squareが取引の詳細を確認する場合があるため、契約書などの書類を事前に用意するよう書かれている。
料金ページのよくあるご質問では、項目9のQRコード決済は過去24時間で50万円、過去30日間で200万円が最大限度額だ。登録内容や決済を行う客の利用状況により、これより低く設定される場合もある。
端末の費用(項目10)
端末ページには6機種が並ぶ。価格(税込)は次のとおりだ。
- Square リーダー(第2世代):4,980円
- Square ターミナル:39,980円
- Square ハンディ:44,980円
- Square スタンド:29,980円
- Square キオスク:29,980円(キオスクアプリの月額料金は含まれない)
- Square レジスター(第2世代):99,980円
端末を使わない方法もある。Square公式「iPhoneのタッチ決済」とヘルプ「Tap to Pay on Androidで支払いを受け付ける」は、どちらもカードリーダーは不要と書く。電子マネーは受け付けられないと、各製品ページに注記がある。
一方、料金プランページ「Squareの料金プラン、導入費用」のよくあるご質問は、対面での受付にはSquareの決済端末が「必要です」と書く。タッチ決済のページとは書き方が違うが、両方を並べた。
どの事業者にも同じ内容で当てはまる2項目(項目5・8)+事業によって変わる8項目(項目1〜4・6・7・9・10)=10項目である。
10項目の当てはまり方は、事業によってどう変わるか
章2の10項目のうち、事業によって変わる8項目を4つの軸で見直す。軸ごとに自分の事業を当てはめると、関係する項目だけが残る。
審査で求められる情報は事業の形態で違い、スクエアの審査の記事で別に整理している。
決済の種類で変わる項目
この軸に関係するのは項目1〜4・6・9の6項目である。項目1は、トップページでは主要カードブランドの対面決済が2.5%、その他の決済手段が3.25%だ(年間の決済額の条件つき)。
- 対面だけで受け付ける場合:料率は主に項目1。ただし、Square ターミナルと接続したブラウザ決済は3.25%(項目3の欄の注記)
- オンラインや請求書も使う場合:項目1に加え、使う決済の料率(項目2〜4)が関係する。請求書は、カード情報の入力の仕方でも料率が変わる
- JCB・Diners Club・Discover、QRコード決済、電子マネーも受け付ける場合:項目6の追加の手続きが関係する。QRコード決済は、項目9の上限額も関係する
項目1〜4の料率は、決済が発生したときにかかる。ヘルプ「Squareの手数料について」は「以下については、料金は一切かかりません。」の一覧に「お取引がない状態でのアカウント維持」を挙げる。
ただし、料金プランページには「有料プランをご利用になる際の月額手数料が加盟店さまのご負担となります」ともある。有料プランを選べば月額がかかることも並べておく。
年間の決済額で変わる項目
この軸に関係するのは項目1だけである。料金ページの注記では、年間キャッシュレス決済額が3,000万円未満かどうかで、主要カードブランドの対面決済の料率が分かれる。
- 3,000万円未満の場合:2.5%〜。中小企業の定義に当てはまることなど、章2で見た条件もある
- 3,000万円以上の場合:注記では3.25%〜あるいはカスタム手数料。よくあるご質問は、特別な決済手数料などを適用できる場合があると書く
年間取引高が2500万円以上の場合は、あなたのビジネスにカスタマイズされた料金プランでご利用頂けます。
Square公式「Squareの料金体系」(2026年9月21日確認)
同じページの注記とよくあるご質問は3,000万円を基準にしており、基準額の書き方が2通りある。
入金先の銀行で変わる項目
この軸に関係するのは項目7の1項目で、公式の記載では決済から振込までの日数が次のように変わる。
- 三井住友銀行またはみずほ銀行を登録する場合:決済日の翌営業日に振り込まれる
- その他の銀行を登録する場合:週1回、水曜日に締めて同じ週の金曜日にまとめて振り込まれる(木曜日0:00から翌週の水曜日23:59までの決済が対象)
ヘルプ「Squareの振込スケジュールについて詳しく」は、早く資金が必要な場合の選択肢として即時入金サービスを挙げる。ヘルプ「即時入金サービス」によると手数料は入金額の1.5%、最低入金額は5,000円で、使うかどうかは任意である。
端末を使うかどうかで変わる項目
この軸に関係するのは項目10の1項目である。
- 端末を使う場合:6機種で4,980円〜99,980円(税込)
- 端末を使わずタッチ決済を使う場合:カードリーダーは不要、電子マネーは受け付けられない。各製品ページによると、iPhoneのタッチ決済はiPhone XS以降(最新のiOS)で使える。Tap to Pay on AndroidはAndroid 9以上で、NFC機能付きのほとんどの端末で使える
タッチ決済の料率は、両ページの注記では対面決済と同じ条件の2.5%〜だ。端末の有無で変わるのは、購入費用と受け付けられる決済だと読める。
4つの軸のまとめ
表の「当てはまる場合」は各軸の条件を満たす側で、条件は順に「その決済を使う」「3,000万円未満」「三井住友・みずほ」「端末を使う」だ。
| 軸 | 関係する項目 | 当てはまる場合 | 当てはまらない場合 |
|---|---|---|---|
| 決済の種類 | 項目1・2・3・4・6・9 | 使う決済ごとに、料率・追加の手続き・上限額がかかわる | 使わない決済の料率・手続き・上限額は関係しない |
| 年間の決済額 | 項目1 | 3,000万円未満:主要カードブランドの対面決済は2.5%〜(章2で見た条件もある) | 3,000万円以上:3.25%〜あるいはカスタム手数料 |
| 入金先の銀行 | 項目7 | 三井住友・みずほ:翌営業日に振込 | 三井住友・みずほ以外:週1回、金曜日に振込 |
| 端末の要否 | 項目10 | 端末を使う:4,980円〜99,980円(税込) | 使わない:カードリーダー不要、電子マネーは受け付けられない |
軸ごとに数えると6+1+1+1=9になるが、項目1が2つの軸にまたがるため、重複を除くと8項目である。章2の「変わる8項目」と一致する。
4つの軸に自分の事業を当てはめると、10項目のうち自分に関係する項目が絞り込める。絞り込んだ項目を見て、条件が自分の事業に合うと判断したなら、申込先は次のとおりだ。
公式が「対応していない」「受け付けられない」と明記していること
数え方
数えた範囲は、次の3ページである。
- 料金ページ「Squareの料金体系」のよくあるご質問
- 「電子マネー決済」ページのよくあるご質問
- ヘルプ「Square POSレジでの取り扱いが認められない商品とサービス」
この3ページで、条件にかかわらず一律に「対応していません」「受け付けられません」「ご利用になれません」「できません」「禁止」と書かれたものを数えた。審査結果によっては使えない場合があるといった、条件つきの記載は数えていない。
| 公式が明記していること | 関係するのは | 出典 |
|---|---|---|
| ① 現時点では、タクシーやハイヤーなどでの電子マネー決済には対応していない | タクシー・ハイヤーなどの事業 | 料金ページのよくあるご質問 |
| ② PiTaPaは利用できない | PiTaPaでの支払いを受け付けたい事業 | 同上 |
| ③ オフラインモードでは、ICチップ・タッチ決済(NFC、電子マネー)・QRコード決済を受け付けられない | オフラインモードで受け付ける場面がある事業 | 同上 |
| ④ 現時点では、分割払いやボーナス払いには対応していない | 分割払い・ボーナス払いを受け付けたい事業 | 同上 |
| ⑤ 交通系ICでの取引は払い戻しができない | 交通系ICを受け付け、払い戻しが生じうる事業 | 電子マネー決済ページのよくあるご質問 |
| ⑥ 現時点では、流通系電子マネー(楽天Edy、WAON、nanaco)には対応していない | それらでの支払いを受け付けたい事業 | 同上 |
| ⑦ Square 加盟店規約に記載されている特定の商品やサービスの販売を禁止 | 該当する商品・サービスを扱う事業 | ヘルプ「Square POSレジでの取り扱いが認められない商品とサービス」 |
料金ページ4項目+電子マネー決済ページ2項目+ヘルプ1項目=7項目である。並び順は、料金ページ、電子マネー決済ページ、ヘルプの記載順のままで、重要度の順ではない。
7項目それぞれの記載
7項目のうち4つには、同じ回答や同じページの中に補足が書かれている。章2の項目1〜10と区別するため、この章の7項目は表の①〜⑦で呼ぶ。評価は足さず、③・⑥・⑦は公式の記載を要約し、④は原文を引用する。
- ③オフラインモード:災害やシステム障害などの緊急時やインターネットが使えない場合の受付方法で、磁気ストライプカードのみに対応している。処理の期限の書き方はページによって違う
- ⑥流通系電子マネー:同じ回答に、対応している電子マネーとして交通系IC9種、iD、QUICPay、Apple Payが並んでいる
- ⑦特定の商品・サービス:ヘルプは「但し、以下に限るものではありません」と添えたうえで、次の区分を挙げている
- 金券・有価証券等(ギフトカード、収入印紙、切手、航空券など)
- 金融商品・サービス
- 特定の業種・サービス(賭博、占いなど)
- 特定商取引法に関連する取引(提供期間が2か月を超え、かつ価格が5万円を超えるサービスなど)
- 経済制裁等に関連する取引
- その他(商用以外での使用)
いいえ。現時点では、Squareは分割払いやボーナス払いには対応していません。
ただし、カード決済完了後に、カード名義人さまがカード会社に申し込み、支払い方法を分割払いまたはリボ払いに変更することは可能です(実際に可能かどうかは、カード発行会社によって異なります)。
Square公式「Squareの料金体系」よくあるご質問(2026年9月21日確認)
④の分割払い・ボーナス払いは、同じ回答の「ただし」以降が補足にあたる。支払い方法の変更は、カード名義人がカード会社に申し込む手続きとして書かれている。
7項目のうち、自分の事業で使わない決済や扱わない取引にかかわるものは、判断に関係しない。
条件が自分の事業に合わないと判断した場合
章2〜章4の条件のうち、自分の事業に合わないものがあった場合は、まずどの項目が合わないのかを、章2の項目1〜10と章4の表の①〜⑦から番号で特定する。項目2〜4・6・9・10のように、その決済や端末を使わなければ関係しない項目もある。
使い始めてから合わないと分かった場合にかかわるのは、契約期間と解約の手数料だ。公式には次の記載がある。
Squareには、長期契約や追加の手数料は一切ありません。
Squareではアカウントの作成、維持、解約に手数料はかかりません。
1文目:Square公式「クレジットカードリーダー」/2文目:Square公式「Squareの料金プラン、導入費用」(2026年9月21日確認)
ヘルプ「Squareの手数料について」も、料金がかからないものの一覧に中途解約を挙げている。解約そのものについては、一般利用規約(Square 加盟店規約)に次の定めがある。
加盟店はいつでも加盟店登録を解除することにより、本契約を解除することができます。但し、債務を免れるために加盟店登録を解除することはできません。
加盟店登録を解除した場合、未完了の取引は取消されますが、Squareとの本サービスに関する金銭債権・債務は消失しません。
Square 一般利用規約(Square 加盟店規約)(2026年9月21日確認)
後半の定めは、登録を解除しても、Squareとの間のお金を支払う義務と受け取る権利は消えないと読める。
他にも決済サービスはあり、条件の切り方は各社で違う。比べるなら、この記事の10項目と同じ切り口で各社の公式ページを見ると、項目ごとに並べられる。決済6社の費用はスクエアの手数料の記事で並べている。
スクエア(Square)の評判についてよくある質問
評判を調べるときに出てくる質問のうち、公式の記載だけで答えられる4問を取り上げる。
- Square決済は安全ですか?
-
安全かどうかを当サイトは判定しない。公式の2つのページから、セキュリティにかかわる記載を挙げる。
- ヘルプ「Square アカウントの申込審査に関するFAQ」:SquareのウェブサイトはすべてSSL/TLSを介している。さらにSquareはPCIにも準拠している
- Square公式「Squareセキュア」:製品はPCIのセキュリティガイドラインに準拠し、データ保護のための追加費用は要らない
- 同じページ:カード情報を読み取る決済は最初から最後まで暗号化される。2段階認証でアカウントの保護を強化できる
- スクエアはどこの国の会社ですか?
-
Square公式「Squareについて」によると、Squareは2009年に米国で創業され、2013年に日本に進出した。2021年に社名をSquare, Inc.からBlock, Inc.に変更している。
一般利用規約(Square 加盟店規約)は、Square株式会社が日本国内で提供するSquareのサービスについて定めたものである。
- Squareで禁止されていることは何ですか?
-
取り扱いが認められない商品・サービスは、章4の表の⑦にまとめた。ほかに、Square公式のガイド記事(決済端末のスタートガイド⑧)は、自分のクレジットカードで自店の決済をすることを「自店売上」とし、利用規約で禁止されていると書く。
ヘルプ「Squareでの1回あたりのカード決済限度額」は、テスト決済を1円・2〜3回にとどめ、完了後は速やかに払い戻すよう案内する。払い戻さない場合、自己決済の禁止により利用規約違反になる可能性があるとする。
- 海外発行のクレジットカードは受け付けられますか?
-
料金ページのよくあるご質問によると、Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discoverまたは銀聯のロゴがある海外発行のカードに対応している。
ただし、クレジットカード決済は、加盟店がSquareアカウントを作成した国でのみ受け付けられるとある。
まとめ|10項目を自分の事業に当てはめて判断する
Square公式の記載から数えた条件は10項目で、どの事業者にも同じ2項目と、事業によって変わる8項目に分かれた。公式が「対応していない」などと明記していることは7項目だった。変わる8項目を左右するのは、次の4点だ。
- 受け付ける決済の種類(対面だけか、オンラインや請求書も使うか)
- 年間の決済額の見込み(3,000万円未満か、以上か)
- 入金先に登録する銀行(三井住友銀行・みずほ銀行か、その他か)
- 端末を使うか、タッチ決済で受け付けるか
4点を当てはめれば、変わる8項目のうち自分に関係するものが残る。7項目は、章4の表の「関係するのは」の列に、自分の業種や扱う商品・決済が当てはまる行があるかで見る。決めるのは読者であり、この記事は良い・悪いの評価をしない。
残った項目は、出典のページで最新の記載を確かめておきたい。10項目を自分の事業に当てはめて、条件が合うと判断した場合の申込先は次のとおりだ。
